花盛友里が11年間続けている、一般の女性たちのヌードを撮影する「脱いでみた。」プロジェクト。「加工なし、モデル選考なし、先着順でのヌード撮影」という公募には、毎回希望者が殺到する。「ありのままが可愛い」、参加者たちをそう肯定することで、自分自身も肯定できるようになったという花盛友里が、5年ぶりにまとめた第3弾となる最新刊。

「脱いでみた。3」に登場するのは、自分のことを好きになりたくて勇気を出して参加した、過去最高人数となる55名の女の子たち。「脱いでみた。」1、2よりもさらに「ありのままの姿」を、花盛友里が写し取りました。普通の女の子の「日常にあるヌード」を200点以上収めた、176ページにわたる「飾りたくなるヌード写真集」です。

「ねぇ、見たでしょ?
私たちは、そのままで、こんなにも美しい。

みんな一人ひとりの物語が、
ぶつかってきた壁が、後悔が、
希望や夢が、その“美しさ“の材料になってる。

私たちは、不完全さごと愛されて、生まれてきたのだ。

愛は、私たちみんなの中にある。
彼女たちを愛することは、自分を愛すること。

世界中の優しさを全部集めて、今、大声で言いたい。
ありがとう。
ありがとう。
ここにいてくれて、ありがとう。って。」
── 花盛友里