2026年1月号は「ウイスキー」特集

ウイスキーは“時間を味わう酒”だと思う。 何年もの熟成を経て⽣まれるその⼀滴は、流⾏の速度とは無縁で⾵⼟や気候、⼈の営みとともにゆっくりと磨かれていく。だからこそ⼟地の息遣いをまとい、上質で凛とした存在感を放っているのだろう。かつて遠い国の飲み物だったウイスキーだが、現在は世界中に根を張り、⽇本でも多くの蒸留所が誕⽣している。 今や⽇常の⾷卓や酒場で⽋かせない存在となったこの酒と私たちはどんな時間を紡げたら幸福なのか? 2025 年の冬に改めて考えてみたい。